発展 · Unit 5
時制の総まとめ
英語の時制は時間軸の3つの軸(現在・過去・未来)と相の4つの軸(単純・進行・完了・完了進行)が組み合わさって全12種類に整理されます。時間軸は いつ を、相は どうとらえるか を決めます。
概念の説明
英語の時制は時間軸の3つの軸(現在・過去・未来)と相の4つの軸(単純・進行・完了・完了進行)が組み合わさって全12種類に整理されます。時間軸は いつ を、相は どうとらえるか を決めます。
A. 12時制の概観 — 3つの時間軸 × 4つの相
12時制は現在・過去・未来の3つの時間軸に、単純・進行・完了・完了進行の4つの相を掛け合わせて作られます。時間軸3 × 相4 = 12時制 という全体像をまずつかんでおきましょう。この表そのものをまとめて覚えることが実戦感覚への近道です。
| 相 \ 時間軸 | 現在 | 過去 | 未来 |
|---|---|---|---|
| 単純 | I do | I did | I will do |
| 進行 | I am doing | I was doing | I will be doing |
| 完了 | I have done | I had done | I will have done |
| 完了進行 | I have been doing | I had been doing | I will have been doing |
- She studies English. (彼女は英語を勉強します。)
- She is studying now. (彼女は今、勉強しています。)
- She has studied for 2 hours. (彼女は2時間勉強してきました。)
- She had studied before dinner. (夕食の前に勉強しておきました。)
- She will have studied for 3 hours by 6. (6時までに3時間勉強したことになります。)
B. 時間軸の上に配置する
それぞれの相を時間軸の上に描いてみると、単純は一点、進行は矢印、完了は基準時まで続く線、完了進行は基準時まで続く継続の矢印で表せます。この感覚をつかむと、いつからいつまで・どの瞬間 を言いたいかによって、時制の選択が自然になります。
| 相 | 視覚的表現 | 焦点 |
|---|---|---|
| 単純 | . (点) | その時点の事実・習慣・出来事 |
| 進行 | → (矢印) | その時点で 進行中 |
| 完了 | ━━━● (線の終わり) | 基準時までの 完了・経験・継続の結果 |
| 完了進行 | ━━━→ (継続の矢印) | 基準時までの 継続期間 |
- I work at a bank. (私は銀行で働いています。)
- I am working on a project. (私はプロジェクトに取り組んでいます。)
- I have worked here for 5 years. (私はここで5年間働いてきました。)
- I have been working here since 2020. (私は2020年からここで働いています。)
C. 文脈に合った時制の選択
時制を選ぶときは、時を表す副詞・接続詞とペアになる標準的な組み合わせをヒントにするのが最も安全です。以下の3つの質問を順に投げかけると、時制が自然と絞り込まれます。
| 質問 | 判断の方向 |
|---|---|
| 1. いつ起きたことか? | 現在 / 過去 / 未来のうち時間軸を選択 |
| 2. 進行中か、完了しているか、継続しているか? | 単純 / 進行 / 完了 / 完了進行のうち相を選択 |
| 3. どの時の副詞・接続詞と合うか? | now・yesterday・by・since・for などの合図語で最終確定 |
- She usually reads before bed. (彼女はふだん寝る前に本を読みます。)
- I saw him yesterday. (私は昨日、彼に会いました。)
- We have lived in Seoul since 2019. (私たちは2019年からソウルに住んでいます。)
- By tomorrow, she will have finished her essay. (明日までに、彼女はエッセイを終えているでしょう。)
重要ポイント
- 112時制は時間軸(現在・過去・未来)3つと相(単純・進行・完了・完了進行)4つの組み合わせという全体像をまずつかんでおくと、細かい時制がずっと理解しやすくなります。
- 2単純は事実・習慣、進行はその時点で進行中、完了は基準時までの結果・経験、完了進行は基準時までの継続期間という相の焦点の違いを覚えておきましょう。(例: I have worked / I have been working.)
- 3時の副詞と時制はペアが決まっているので、合図語を見るだけで時制を確定できるという感覚が実戦で最も役立ちます。(例: yesterday → 過去, since → 完了, by → 完了.)
- 4when・while・before・after・by the time が導く副詞節の中では、未来時制の代わりに現在時制を使うというルールも12時制選択の重要な例外です。(例: When she arrives, we will start.)
- 5状態動詞(know・love・have・want など)は進行時制系を使わず、単純・完了系で表現するという点を覚えておきましょう。(例: I have known her for years.)
例文
I work at a bank.
私は銀行で働いています。
She worked here five years ago.
彼女は5年前、ここで働いていました。
We will work on this project together.
私たちはこのプロジェクトを一緒に進めます。
He is reading a book right now.
彼は今、本を読んでいます。
They were playing soccer at five yesterday.
彼らは昨日5時にサッカーをしていました。
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こんな間違いに注意
I know the answer.
She has lived here since 2019.
I saw him yesterday.
When she arrives, we will start.
By next year, I will have worked here for ten years.