入門 · Unit 4

冠詞

冠詞は名詞の前について、その名詞が実際に存在する対象であることを示す短い印です。例えば dog は「犬」という単語自体ですが、a dog になって初めて「実際に存在する犬1匹」となります。不定冠詞 a / an は「ある一つの(初出)」、定冠詞 the は「まさにその(決まった)」の意味で、固有名詞・食事・スポーツなど冠詞が不要な場合もあります。

概念の説明

冠詞は名詞の前について、その名詞が実際に存在する対象であることを示す短い印です。例えば dog は「犬」という単語自体ですが、a dog になって初めて「実際に存在する犬1匹」となります。不定冠詞 a / an は「ある一つの(初出)」、定冠詞 the は「まさにその(決まった)」の意味で、固有名詞・食事・スポーツなど冠詞が不要な場合もあります。

 

A.  不定冠詞 a / an — 初めて言及される一つ 

不定冠詞 a / an は可算名詞の単数の前について「ある一つの」の意味を表します。したがって、不可算名詞と複数名詞の前には使えません。a / an の区別は、うしろに来る単語の最初の音が子音なら a、母音なら an を使います。綴りではなく発音 が基準です。

条件規則
可算単数 + 子音の音aa book、a university
可算単数 + 母音の音anan apple、an hour
不可算名詞付けられないa wateran information
複数名詞付けられないa booksan apples
  • I have a dog. (私は犬を1匹飼っています。)
  • She is eating an apple. (彼女はりんごを1つ食べています。)
  • I bought a new phone. (私は新しい携帯を1つ買いました。)
  • He is a student. (彼は学生です。)
  • We waited for an hour. (私たちは1時間待ちました。)
  • She works at a university. (彼女は大学で働いています。)
  • I need _ water. (私は水が必要です。 — 不可算名詞)
  • She has _ books. (彼女は本を何冊か持っています。 — 複数名詞)

 

B.  定冠詞 the — すでに決まったそれ 

定冠詞 the は話し手と聞き手がお互い分かっている対象、先に言及した対象、または世の中に一つしかない対象の前に付きます。単数・複数・不可算名詞のすべての前で使えます。

用法
既に言及した対象I saw a dog. The dog was cute.
お互い分かっているものPlease open the window.
世の中に一つthe sun、the moon、the earth
最上級・序数the best、the first
  • Please close the door. (ドアを閉めてください。)
  • I bought a book. The book was very good. (私は本を1冊買いました。その本はとても良かったです。)
  • The sun rises in the east. (太陽は東から昇ります。)
  • She is the tallest in her class. (彼女はクラスで一番背が高いです。)

 

C.  冠詞が不要な場合 

固有名詞・食事名・スポーツ種目・言語名・交通手段(by + 名詞)などの前には冠詞を付けません。一般的な事実や概念を言うときの不可算名詞・複数名詞も冠詞なしで使います。

範囲
固有名詞Seoul、Anna、Korea
食事breakfast、lunch、dinner
スポーツ・科目soccer、tennis、math
交通手段 (by)by bus、by car、by train
一般的な事実Water is important. Dogs are friendly.
  • I play _ tennis on Sundays. (私は日曜日にテニスをします。)
  • He lives in _ Seoul. (彼はソウルに住んでいます。)
  • I live in _ Korea. (私は韓国に住んでいます。)
  • We have _ lunch at noon. (私たちは正午に昼食をとります。)
  • She plays _ soccer every Saturday. (彼女は毎週土曜日にサッカーをします。)
  • I go to school by bus. (私はバスで学校に通います。)

重要ポイント

  1. 1冠詞は名詞が実際に存在する対象であることを示し、不定冠詞 a / an は可算単数名詞の前にのみ付けて、不可算名詞と複数名詞の前には付けられないという点が判断の第一段階です。(例:a dog、_ water)
  2. 2a / an の区別はうしろに来る単語の最初の音が子音なら a、母音なら an を使うという規則で、綴りではなく発音が基準という点が重要です。(例:an hour、a university)
  3. 3定冠詞 the はすでに言及されてお互い分かっている対象や、世の中に一つしかない対象の前に付けるという原則が実戦判断の核心です。(例:The sun rises in the east.)
  4. 4固有名詞(人・国・都市)・食事・スポーツ・言語名の前には冠詞を付けないという点は、日本語学習者がよく見落とすポイントです。(例:I live in Seoul.)
  5. 5交通手段は by + 無冠詞の名詞で表現し、最上級・序数・唯一の対象の前には必ず the を付けるという慣用を覚えておくと間違いを減らせます。(例:by busthe first day、the moon)

例文

I have a car.
私は車を1台持っています。
She is a nurse.
彼女は看護師です。
He is eating an orange.
彼はオレンジを1つ食べています。
We waited for an hour.
私たちは1時間待ちました。
Please open the door.
ドアを開けてください。
このユニットには例文がもっとあります。登録すると全文を音声つきで確認できます。

こんな間違いに注意

I have a apple.
I have an apple.
She waited for a hour.
She waited for an hour.
I live in the Seoul.
I live in Seoul.
We have the lunch at noon.
We have lunch at noon.
He goes to work by a bus.
He goes to work by bus.
この概念、本当に理解できているか確かめましょう
読むことと解くことは別物です。間違えたらAIがどの概念でつまずいたかを教えてくれます。
無料で問題を解いてみる