発展 · Unit 71
第5文型 — 総合
第5文型は「主語 + 動詞 + 目的語 + 目的格補語」の構造で、補語の位置に名詞・形容詞・原形不定詞・to不定詞・-ing・過去分詞(p.p.)の6つの形が入り、どの形を使うかは前の動詞が決めます。
概念の説明
第5文型は「主語 + 動詞 + 目的語 + 目的格補語」の構造で、補語の位置に名詞・形容詞・原形不定詞・to不定詞・-ing・過去分詞(p.p.)の6つの形が入り、どの形を使うかは前の動詞が決めます。
A. 目的格補語の位置に来る6つの形
目的格補語には名詞・形容詞・原形不定詞・to不定詞・-ing・過去分詞の6つの形が来て、各形は目的語との関係(正体・状態・能動・受動)を異なる形で表現します。目的格補語 = 名詞 / 形容詞 / 原形 / to不定詞 / -ing / p.p. の6つの形を1セットで覚えます。
| 補語の形 | 意味関係 | 例 |
|---|---|---|
| 名詞 | 目的語の正体 | They call him a genius. |
| 形容詞 | 目的語の状態 | The music makes me calm. |
| 動詞の原形 | 能動の行動 (全体目撃/使役) | I saw her leave. |
| to不定詞 | 要請・期待・許可 | He asked me to stay. |
| 現在分詞 (-ing) | 能動の行動 (進行中) | I saw her leaving. |
| 過去分詞 (p.p.) | 受動の状態 | I had my car repaired. |
- We named the puppy Coco. (私たちは子犬をCocoと名付けました。)
- The coffee kept me awake. (コーヒーが私を目覚めさせておきました。)
- I felt someone touch my shoulder. (私は誰かが肩に触るのを感じました。)
- She got her hair cut yesterday. (彼女は昨日、髪を切ってもらいました。)
B. 各形を取る代表動詞群
どの補語を取るかは前の動詞が決めるので、動詞群ごとにまとめて覚えると実戦でぶれません。特に使役動詞(make/let/have)と知覚動詞(see/hear/feel/watch)は原形と -ing の間のニュアンスの違いも一緒に覚えておきます。
| 動詞群 | 目的格補語 | 例 |
|---|---|---|
| call, name, elect, appoint | 名詞 | They elected him chairman. |
| make, keep, find, leave | 形容詞 | I found the book interesting. |
| make, let, have (使役) | 動詞の原形 | She made me laugh. |
| see, hear, feel, watch (知覚) | 動詞の原形 / -ing | I saw him run / running. |
| want, expect, ask, tell, allow | to不定詞 | I want you to come. |
| get, have (使役の受動) | 過去分詞 | I had my phone fixed. |
- The teacher let us go home early. (先生は私たちを早く家に帰らせてくれました。)
- I heard the baby crying all night. (私は赤ちゃんが一晩中泣いているのを聞きました。)
- They expect us to arrive by 6. (彼らは私たちが6時までに到着することを期待しています。)
- She got her wallet stolen. (彼女は財布を盗まれました。)
C. 文脈に合った補語の判別のコツ
まず目的語と補語の関係が能動か受動かを確認し、能動なら動詞が使役・知覚・要請のどの系列かに応じて原形・to・-ing の中から選びます。目的語が補語の動作を「される」関係なら過去分詞(p.p.)を使います。
| 判別の順序 | 質問 | 決定 |
|---|---|---|
| 1段階 | 目的語が補語の動作の主体? | 能動 → 原形/to/-ing / 受動 → p.p. |
| 2段階 | 動詞が使役 (make/let/have)? | 動詞の原形 |
| 3段階 | 動詞が知覚 (see/hear/feel)? | 原形(全体) / -ing(進行) |
| 4段階 | 動詞が want/ask/tell/expect? | to不定詞 |
| 5段階 | 目的語が補語の動作をされる? | 過去分詞 (p.p.) |
- I had the mechanic check the engine. (私は整備士にエンジンを点検させました。)
- I had the engine checked. (私はエンジンを点検してもらいました。)
- I want him to call me back. (私は彼が折り返し電話してくれることを望みます。)
- We watched the sun setting over the sea. (私たちは太陽が海の向こうに沈んでいくのを見ました。)
重要ポイント
- 1目的格補語の位置には名詞・形容詞・動詞の原形・to不定詞・-ing・p.p. の6つの形が来て、どの形が来るかは前の動詞が決めるという点が第5文型の核心です。(例: I want you to stay / I made you stay)
- 2使役動詞 make/let/have は目的格補語として to のない動詞の原形を取るというルールが、第5文型で最もよく混乱する点です。(例: She made me laugh.)
- 3知覚動詞 see/hear/feel/watch のあとには原形(全体目撃)と -ing(進行中の目撃)の両方が可能で、ニュアンスだけが異なるという感覚を身につけておきます。(例: I saw him cross / crossing the street.)
- 4目的語が補語の動作を「される」関係なら過去分詞(p.p.)を使い、このとき have/get は「〜させる・してもらう」と解釈されるという点が使役の受動の核心です。(例: I had my hair cut.)
- 5want/ask/tell/expect/allow は必ず to不定詞を目的格補語として取り、原形や that節で置き換えられないというルールを守ります。(例: I want you to come.)
例文
They elected her captain of the team.
彼らは彼女をチームのキャプテンに選びました。
We named our dog Max.
私たちは犬をMaxと名付けました。
The news made everyone happy.
そのニュースはみんなを喜ばせました。
I found the movie boring.
私はその映画をつまらないと思いました。
She made me laugh out loud.
彼女は私を大声で笑わせました。
このユニットには例文がもっとあります。登録すると全文を音声つきで確認できます。
こんな間違いに注意
She made me laugh.
I want you to come now.
I had my car repaired.
They elected him chairman.
I heard him sing a song.