発展 · Unit 24
分詞 — 第5文型での使い分け
知覚動詞や使役動詞のうしろの目的格補語の位置では、目的語が能動なら現在分詞(-ing)や動詞の原形、受動なら過去分詞(p.p.)を使います。
概念の説明
知覚動詞や使役動詞のうしろの目的格補語の位置では、目的語が能動なら現在分詞(-ing)や動詞の原形、受動なら過去分詞(p.p.)を使います。
A. 知覚動詞 + 目的語 + 現在分詞・動詞の原形
知覚動詞(see・hear・feel・watch・notice・listen to・look at)のうしろで目的語が能動的に動作する場合、進行中の動作は現在分詞(-ing)、最初から最後まで完結した動作は動詞の原形を使います。公式は 目的語が能動 = 現在分詞・動詞の原形。
| 知覚動詞 | 形 | 意味 |
|---|---|---|
| see・watch | O + V-ing | 進行中の動作を見る |
| see・watch | O + 動詞の原形 | 最初から最後まで見る |
| hear・listen to | O + V-ing | 進行中の音を聞く |
| feel・notice | O + V-ing/原形 | 感覚で感じる |
- I saw a boy running in the park. (少年が公園で走っているのを見ました。)
- We watched the sun rise over the sea. (私たちは太陽が海の上に昇るのを見ました。)
- She heard someone knocking on the door. (彼女は誰かがドアをノックしているのを聞きました。)
- I felt the ground shake. (私は地面が揺れるのを感じました。)
B. 知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞
知覚動詞のうしろでも目的語がその動作を受ける受動関係の場合は過去分詞(p.p.)を使います。「I heard my name called」は名前が呼ばれるという受動関係です。
| 能動 (V-ing) | 受動 (p.p.) | 対比 |
|---|---|---|
| I heard him calling my name. | I heard my name called. | 彼が呼ぶ / 名前が呼ばれる |
| I saw them fixing the car. | I saw the car fixed. | 彼らが直す / 車が直される |
| I felt her touching my hand. | I felt my hand touched. | 彼女が触れる / 手が触れられる |
- I heard my name called over the loudspeaker. (スピーカーで私の名前が呼ばれるのを聞きました。)
- She saw her bag stolen on the bus. (彼女はバスで自分のバッグが盗まれるのを見ました。)
- We noticed the window broken. (私たちは窓が割れているのに気づきました。)
- I felt my shoulder touched gently. (誰かが私の肩にやさしく触れるのを感じました。)
C. 使役動詞 + 目的語 + 過去分詞
使役動詞(have・make・get)のうしろで目的語がその動作を受ける受動関係のときは過去分詞(p.p.)を使います。「have + 物 + p.p.」は美容室・修理・サービスの場面で「〜を…してもらう」の意味でよく使われます。公式は 目的語が受動 = 過去分詞。
| 使役動詞 | 形 | 意味 |
|---|---|---|
| have | O + p.p. | 〜を…してもらう/される |
| get | O + p.p. | 〜を…してもらう/受ける |
| make | O + p.p. | 〜を…される状態にする |
- I had my hair cut last weekend. (私は先週末、髪を切ってもらいました。)
- She got her phone repaired at the shop. (彼女は店で携帯を修理してもらいました。)
- We had the room cleaned before the guests arrived. (私たちは客が到着する前に部屋を掃除してもらいました。)
- He made himself understood in English. (彼は英語で自分の意志を伝えました。)
重要ポイント
- 1第5文型の目的格補語では、目的語と補語の能動・受動関係で形が決まります。(例: I saw him crossing / I heard my name called)
- 2知覚動詞のうしろでは、進行中の動作は -ing、最初から最後まで完結した動作は動詞の原形を使います。(例: I saw him running vs I saw him run across the street.)
- 3have + 物 + p.p. は美容室・修理・サービスの場面で「〜を…してもらう」の意味でよく使われる慣用構文です。(例: I had my hair cut.)
- 4get は have とほぼ同じ意味ですが、会話ではより頻繁に登場します。(例: I got my car repaired.)
- 5make oneself heard / understood は make + 再帰代名詞 + p.p. の構造で定着した表現です。(例: He made himself understood in English.)
例文
I saw a stranger entering the building.
私は見知らぬ人がビルに入っていくのを見ました。
We watched the children playing in the yard.
私たちは子どもたちが庭で遊んでいるのを見ました。
She heard the birds singing at dawn.
彼女は夜明けに鳥たちがさえずるのを聞きました。
I felt the earth shake during the quake.
私は地震のときに地面が揺れるのを感じました。
He noticed someone following him.
彼は誰かが自分の後をつけているのに気づきました。
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こんな間違いに注意
I heard my name called.
I had my hair cut.
She got her phone repaired.
I saw him run.
We noticed the window broken on the floor.