発展 · Unit 6

to不定詞 — 形容詞的用法 (to不定詞 + 前置詞)

to不定詞が名詞をうしろから修飾する形容詞的用法において、修飾される名詞がもともと前置詞の目的語だった場合は、to不定詞のうしろにその前置詞を必ず残しておかなければなりません。a house to live in, a friend to talk to のように 前置詞が文末に残る形 がこのユニットの核心です。

概念の説明

to不定詞が名詞をうしろから修飾する形容詞的用法において、修飾される名詞がもともと前置詞の目的語だった場合は、to不定詞のうしろにその前置詞を必ず残しておかなければなりません。a house to live in, a friend to talk to のように 前置詞が文末に残る形 がこのユニットの核心です。

 

A.  概念 — 名詞が前置詞の目的語のとき 

to不定詞が名詞を修飾するとき、その名詞がもとの文で前置詞の目的語の位置にあった場合、to不定詞のうしろに前置詞をそのまま残しておかなければなりません。もとの文 (live in a house) から前に出た名詞(a house)の位置が空いているため、その位置を埋めるために前置詞 in が文末に残るのです。

もとの文名詞句の形意味
live in a housea house to live in住む家
talk to a frienda friend to talk to話す友達
write with a pena pen to write with書くペン
sit on a chaira chair to sit on座る椅子
  • I need a knife to cut with. (切るナイフが1本必要です。)
  • She has no one to depend on. (彼女には頼る人がいません。)
  • We need a place to stay at. (私たちは泊まる場所が必要です。)
  • Do you have any paper to write on? (書く紙はありますか?)

 

B.  代表的な組み合わせ — よく使う形 

会話・試験によく登場する組み合わせは、まとめて覚えておくのが実戦で最も安全です。それぞれの組み合わせは 名詞 + to + 動詞 + 前置詞 の順序を守り、前置詞が抜けると文が成立しません。

組み合わせ文脈意味
a house to live in居住住む家
a friend to talk to会話相手話す友達
a pen to write with筆記用具書くペン
a chair to sit on座る場所座る椅子
someone to play with遊び相手一緒に遊ぶ人
a topic to talk about話題話すテーマ
something to worry about心配事心配すること
  • Kids need someone to play with. (子どもたちは一緒に遊ぶ人が必要です。)
  • We need a topic to talk about tonight. (今夜は話すテーマが必要です。)
  • There's nothing to worry about. (心配することはありません。)
  • She was looking for a bench to sit on. (彼女は座るベンチを探していました。)

 

C.  もとの文に戻して確認する 

どの前置詞が必要か迷ったら、名詞句をもとの文に戻して、その動詞がどの前置詞と結びつくかを確認するとよいですto不定詞のうしろの前置詞を絶対に落とさないこと という原則を覚えておき、もとの文に戻す確認を習慣にしましょう。

名詞句もとの文必要な前置詞
a pen to write withI write with a pen.with
a chair to sit onI sit on a chair.on
a friend to talk toI talk to a friend.to
a topic to write aboutI write about a topic.about
a knife to cut withI cut with a knife.with
  • I need a friend to talk to. (話す友達が必要です。)
  • We need a place to stay at. (泊まる場所が必要です。)
  • Give me something to write with. (書くものを何かください。)
  • There are many things to think about. (考えることがたくさんあります。)

重要ポイント

  1. 1to不定詞が名詞をうしろから修飾するとき、その名詞がもともと前置詞の目的語だった場合は、to不定詞のうしろに前置詞が必ず残るというのがこのユニットの核心です。(例: a house to live in, a friend to talk to.)
  2. 2必要な前置詞に迷ったら、名詞句をもとの文に戻して確認する習慣をつけましょう。(例: I sit on a chair → a chair to sit on.)
  3. 3日本語に訳すと前置詞が自然に消えることが多いため、日本語から英語に訳すときに特にミスが起こりやすいという点に注意しましょう。(例:「座る椅子」には「〜の上に」は入りませんが、英語では on が必ず必要。)
  4. 4someone・nothing・something のように代名詞・不定形容詞のうしろに来る組み合わせでも、ルールは完全に同じという点を覚えておきましょう。(例: something to write with.)
  5. 5be動詞と一緒に使う形容詞(good・nice・easy・difficult など)のうしろでも同じルールが適用されるという点を覚えておきましょう。(例: He is a nice person to work with.)

例文

I need a house to live in.
私は住む家が1つ必要です。
She has a friend to talk to.
彼女には話し相手の友達が1人います。
Give me a pen to write with.
書くペンを1本ください。
There is no chair to sit on.
座る椅子がありません。
I'm looking for a topic to write about.
私は書くテーマを探しています。
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こんな間違いに注意

I need a house to live.
I need a house to live in.
She has a friend to talk.
She has a friend to talk to.
Give me a pen to write.
Give me a pen to write with.
There is no chair to sit.
There is no chair to sit on.
He is a nice person to work.
He is a nice person to work with.
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